INTERVIEW 加工事業部 加工販売課 久門 拓矢 / 27歳 / 2019年入会 / 6年目 Kumon Takuya
責任をもって、安心安全でおいしい
「伊吹いりこ」を
全国の皆さんへお届けします。

Q1 なぜ、香川県漁連で働きたいと思いましたか?
香川県丸亀市の出身で、幼い頃から、釣り好きの父とよく海釣りに行っていました。その影響で海と魚に興味を持つようになり、大学は水産学部に進学しました。
大学では養殖と、養殖が海に与える影響などを学び、自然に地元の漁連への就職を考えました。

Q2 今、どんな仕事をしていますか?
「伊吹いりこ」と呼ばれる伊吹島産煮干をはじめ、全国の煮干生産者から仕入れたイリコやチリメン等を、丸亀の加工場で袋詰め・原料販売しています。
イリコ漁は6月~9月と夏の間に行われます。買付した原料を冷凍保管し、受注に応じて、袋詰めなど加工作業の生産計画と管理を行い、全国へと出荷します。需要が高まるのは、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆。その時期にも、欠品することなく年間を通じてスムーズな出荷を心がけています。
販売先は、讃岐うどんの出汁になる県内のうどん店はもちろん、各地の問屋や商社、イリコ出汁に興味を持ってくださるラーメン店やレストランのシェフとも商談をします。

Q3 どんな信条を持って働いていますか?
責任を持って効率的に仕事をする、を信条にしています。生産計画が正確でないと、加工作業も出荷もストップしてしまいます。出社後はまず今日一日でやるべき事を確認し、優先順位を考えます。
それと、漁師さん、加工場で働く自分の親くらいの年齢の方々、海外からの実習生、そして取引先と、さまざまな方々と仕事をするので、自分とは違ってもそれぞれの考え方を、受け入れる柔軟性も大切だと思っています。
効率的な仕事の仕方も、柔軟性も、仕事をする中で少しずつ身について来ている気がします

Q4 香川県の水産業・水産物の魅力は?
「伊吹いりこ」をはじめ、養殖のブリやハマチ、さらに「オリーブブリ」や「オリーブハマチ」「オリーブサーモン」など、県産品がしっかりブランド化できているところだと思います。
Q5香川県の水産業・水産物の魅力をより高めるには?
自動給餌などを導入するデジタル養殖を初めとするスマート水産業、SNSでの香川自慢の水産物の発信など、DX化が進めば、強みをさらに活かせると思います。いつか自分でも関われたら嬉しいです。

Q6 香川県漁連で働きたいと思っている方へ
香川県や瀬戸内海の水産業に興味のある方、香川県漁連には幅広く関われる体制がありますよ。
Q7 好きな魚介の料理
イリコのアオサ衣てんぷらです。イリコは出汁を取るだけでなく、てんぷらもおすすめ。イベントの試食でも大好評でした。