販売事業部SALES
全国最大規模の活魚・鮮魚流通網を駆使し、県内をはじめ全国からハマチ・カンパチ・タイなどの養殖魚や天然魚を集荷・販売。
販売課
香川県内の漁業者と協力し、種苗の集荷、餌料の販売、成魚の出荷までを一貫して行い全国各地の生産地から養殖魚・天然魚を仕入れ、販売しています。
ハマチの養殖発祥の地、引田に水産加工センターを設立し、安心・安全な鮮魚、水産加工物(フィーレ等)を市場や量販店を通じて全国の食卓へ届けています。
大阪支所
大阪支所は昭和47年に神戸市垂水港に出荷基地を設立し、活魚船で集荷したハマチを大阪市場向けに活〆出荷を始めました。
販路拡大のため活魚車も併用し京阪神、中国地方を中心に、現在は東海、北陸まで販売網を拡大。
昭和53年には広島県の三高港に畜養生簀を設置し、広島営業所を併設。広島市場を中心に養殖魚の販売に尽力しています。
引田水産加工センター、四国・九州の産地加工場とも連携し本州における水産加工品の安定供給を引き受けます。
東京支所
香川県内の養殖魚を中心に全国の生産地から養殖魚・天然魚を集荷し、関東エリアを主として全国の市場、量販店、外食チェーンへ販売する一大拠点。
神奈川県三浦半島最南端の城ヶ島に活魚・鮮魚出荷施設を有し、昭和50年開設以来培ってきた集荷・販売ルートを活用して首都圏の幅広いニーズに応えます。
そして令和7年4月、水産加工品の需要増加に対応するため、城ヶ島で新たに水産加工場を開設。活力ある水産業を目指して邁進していきます。
共販事業部COMMON SALE
瀬戸内海はノリの一大産地として知られており、香川県では年間約2億枚のノリを生産します。
共販課では生産者が作った乾ノリに統一検査で等級を格付け、毎年12月から3月にかけて約8回にわたる入札会を開催。香川県をはじめ全国の乾物屋、商社へ販売します。
生産課では瀬戸内海に適したノリ糸状体の培養、室内採苗を行い優良なノリ種網を生産者へ販売。また、病害対策や製品の品質向上を目指して品種改良を行います。
種網生産から入札による販売まで香川県内のノリ生産に携わり、“香川県産海苔”の全国的な普及のために生産力の向上、安定販売に努めています。
加工事業部PROCESSING
瀬戸内海の好漁場である燧灘で漁獲され、鮮度の良い状態のまま加工したいりこ(煮干)を買い付け、袋詰加工を行い、全国へ販売しています。
丸亀加工場では、全国トップクラスの品質の高さを誇る“伊吹いりこ”を中心に、画像色彩選別機と人の手で丁寧に異物を除去し、安心安全な商品を生み出します。
生産者と消費者をつなぐ架け橋となるような流通ルートの開拓を進め、商品開発を積極的に行い、“いりこ“の全国的な知名度向上、消費拡大を目指します。
購買事業部PURCHASE
購買事業部は、漁業者が必要とする資機材や燃料の安定供給に努めています。
漁業者が個々に購入するのではなく、香川県漁連がスケールメリットを生かしてメーカーと交渉し、仕入れることで低価格での安全、安定供給を実現。
また、商品情報の提供や漁業者が安心して漁業を行えるように香川県内の東から西、島々へ配送、点検整備、修理、アフター・サービスに駆けつけます。
漁業者一人一人と信頼関係を築き、浜と密接に対応した幅広いサービスを展開することで漁業生産力の効率化と安定性の維持向上に貢献しています。
総務部GENERAL AFFAIRS BUREAU 指導課GUIDANCE
100年先も持続可能な漁業生産を実現するにはどうすればいいのか?
指導課では、漁獲可能な魚のサイズや休漁日などを漁業者と取り決め、資源管理を推進するとともに海の水質・底質を調査し漁場環境を整え、健全な海の保全に努めています。
さらに、国や県が実施する様々な補助事業を漁業者が活用するための支援、漁協への適正な業務運営や経営指導、また、研修会の開催や税務指導を行い、漁協役職員の資質向上並びに漁家経営の改善をサポートします。
瀬戸内海の豊かな漁場を次の世代にも引き継ぎ、100年先も持続可能な漁業生産を目指して、時代や環境の変化に適応していく解決策を講じます。